平瀬 佑樹さん - タイトリストゴルフクラブ ゴルフクラブ フィッティング アシスタント マネージャー
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セールスからの転身。「誠実さ」と「知識」でゴルファーに感動を届ける

平瀬 佑樹さん タイトリストゴルフクラブ ゴルフクラブ フィッティング アシスタント マネージャー

アクシネット ジャパン インクには、ゴルフを愛し、ゴルファーの情熱に真正面から向き合うプロフェッショナルたちが集まっています。今回紹介するのは、2006年に営業職として入社、現在はゴルフクラブのフィッティング部門で活躍する平瀬さん。入社から約20年、会社の変遷を知る彼に、キャリアチェンジの経緯や仕事の流儀、そしてアクシネット ジャパン インクが変わらず持ち続ける「ゴルファーファースト」の精神についてお話いただきました。

「教える」ことで、ブランドの想いを全国へ広げていく

現在の所属部署と業務内容について教えてください。

タイトリストゴルフクラブのフィッティング部門で、アシスタントマネージャーを務めています。私たちのチームは全国展開しており、主に「フィッティング」を通じてお客様へ最適なクラブを提案しています。私はマネージャー業務と並行して、お客様のフィッティング業務を約3割、残りの約7割は、取引先店舗様などのフィッティングパートナー向けのトレーニングや講習会、またチームメンバーのフィッター教育といった「教えること」をメインに活動しています。

1日のスケジュールはどのような感じですか?

業務が多岐に渡るため、日によって全く異なりますが、大きく分けると「イベントの日」と「トレーニングの日」があります。例えば「イベントの日」であれば、フィッティングのために朝9時半頃に会場となる練習場や店舗に入り、準備を整えます。11時から18時まで、ご予約をいただいたお客様一人ひとりにマンツーマンでフィッティングを行い、その合間に店舗スタッフの方へのミニトレーニング講習を行うこともあります。
一方、「トレーニングの日」は、午前中にチームミーティングや資料作成をすませ、午後からはオンラインでのトレーニングや講習会を実施します。全国の取引先を担当しているため、移動も多く非常にアクティブな毎日ですが、その分、多くの出会いと刺激がある仕事です。

「評判のいい若手がいる」。一本の電話から始まった挑戦

入社の経緯ときっかけを教えてください。

前職も、同じゴルフ業界で営業として勤務していました。当時、偶然同じ店舗でイベントをしていたアクシネット ジャパン インクの営業の方と出会う機会があったんです。その約1か月後、突然その方から電話があり「うちに来ないか?」と誘っていただきました。
当時、私は社会人1年目で仕事の進め方に悩み、壁にぶつかっていた時期でした。そんな中、顧客先である関西エリアのゴルフ用品販売店の方々が「他メーカーだけれど、評判のいい若手がいる」とアクシネットの営業の方へ伝えてくださっていたようなのです。ちゃんと見ていてくれる人はいるものだと驚きましたし、悩んでいたタイミングでのオファーに運命的なものを感じ、面接を受ける決意をしました。

入社前と入社後で、会社のイメージに変化はありましたか?

正直なところ、入社前は「外資系」という言葉に少し身構えていました。「世界ナンバーワンのボールメーカー」、「トッププロが使っている」という華やかなイメージの一方で、社風はドライで堅苦しいのではないか、成果主義で怖い場所なのではないか……と、かなりドキドキしていたのを覚えています。
実際に入社してみると、国内メーカー以上にアットホームな雰囲気でした。初日に「明日からネクタイなんて締めてこなくていいぞ」と言われたのも印象的でしたね。緊張していた心がふっと軽くなり、ここなら自分らしく安心して働けると直感しました。

営業からフィッターへ。キャリアチェンジを支えた「現場力」

入社後はどのようなキャリアを歩んでこられたのですか?

最初は営業職としてスタートしました。当時はまだ事業部制が組織される前で、営業一人がボール、クラブ、ギア、ウェアの全カテゴリーを担当し、あらゆる業態の店舗を担当するスタイルでした。しかも当時は、営業を担当する社員数は今の半分以下と少なく、研修制度も今ほど整っていなかった時代です。最初は戸惑いもありましたが、今振り返れば、あの時期に「自分で企画し、立案し、実行する」という現場力が鍛えられたのだと思います。その後、量販店の本部担当として大きな数字を動かす経験や、販促チームでお客様の生の声を聞く経験を経て、2022年に現在のフィッティング部門へ異動しました。

なぜ営業からフィッティングの道へ進まれたのでしょうか?

じつは営業時代、ゴルフクラブを社内で一番販売した実績があったんです。私は特別ゴルフが上手かったわけではありませんし、最初から豊富な知識を持っていたわけでもありません。ただ、当時は沢山のお客様が来店される土日に積極的に店頭に立ち、先輩や他社の優秀な販売員の方々の接客を見て、良いところを盗み、自分なりに工夫して提案することを続けていました。そうして培った「販売スキル」や「お客様とのコミュニケーション力」が評価され、立ち上がったばかりのフィッティングチームに声がかかったのだと思います。
苦手だったコミュニケーションも、現場でお客様と向き合う中で克服しました。またフィッティング業務に携わるようになってから、私自身のゴルフスコアも劇的に良くなったんです。練習量は変わらないのに、知識と「頭の使い方」が変わるだけで結果が出る。この自分自身の体験は、今もお客様へご提案する際の大きな説得力になっています。

営業からフィッターへ。キャリアチェンジを支えた「現場力」

「感動した」という言葉に震えた日。数字以上の価値を届ける

仕事をする上で、やりがいを感じるのはどのような時ですか?

自分たちの活動がスコアという目に見える結果に繋がり、お客様の喜びの声を直接聞けることです。「トレーニングや講習のおかげで商品を提案しやすくなった」、「スコアが伸びた」といったフィードバックをいただくと、本当にモチベーションが上がります。
これまでで特に印象に残っているのは、昨年担当した一線で活躍されているエグゼクティブへのフィッティングです。周囲からの期待も大きく、「失敗できない」という強いプレッシャーを感じていました。しかし、持てる知識と誠意を尽くしてフィッティングを実施した後、その方が「感動した」とおっしゃってくださったんです。あの時は、震えましたね。私たちがゴルファーの皆様に提供しているのは単なる「製品」ではなく、人の心を動かす「体験」なのだと改めて実感し、この仕事をしていて本当に良かったと心から思えた瞬間でした。

アクシネット ジャパン インクならではの強みやカルチャーは何だと思いますか?

「熱心なゴルファーのスコアアップに貢献する」。この一点において、私たちには絶対にブレない企業文化があります。利益はもちろん大切ですが、それ以上に「どうすればゴルファーのより豊かなゴルフ体験につながるか」「どうすれば最高のパフォーマンスを引き出せるか」を常に優先しています。これは私がアクシネット ジャパン インクに在籍している約20年間、どの部署に行っても、どの社員と話しても変わることのない姿勢です。この一貫した姿勢がブランドの信頼性につながり、私たち社員も迷いなく同じ方向を向いて進むことができます。

必要なのは、ゴルフの腕前よりも「誠実さ」と「学び続ける姿勢」

今後の目標を教えてください。

タイトリストというブランドのファンをさらに増やし、一人でも多くの熱心なゴルファーに最高のゴルフ体験を届けること、それが私の目標です。また個人的な夢として、自分がフィッティングに携わったジュニアゴルファーたちが、いつか世界で活躍する選手に成長してくれたら嬉しいですね。

最後に、未来の仲間に向けてメッセージをお願いします。

アクシネット ジャパン インクは、ゴルフが好きな方にとっては最高の環境です。しかし、入社時に高度なゴルフスキルや専門知識が必須かというと、決してそうではありません。実際に未経験からスタートして活躍している社員もたくさんいます。それよりも大切なのは「誠実さ」と「謙虚さ」、そして現状に満足せず「学び続ける姿勢」です。
ゴルフ業界は技術やトレンドの移り変わりが早いですし、お客様の悩みも千差万別です。「自分はこれだけ知っているから大丈夫」という慢心を持たず、常に新しいことを吸収しようとする素直な心があれば、必ず成長できます。ゴルフを愛する心を持ち、仲間と共に挑戦を楽しめる方と一緒に働けることを、心から楽しみにしています!

必要なのは、ゴルフの腕前よりも「誠実さ」と「学び続ける姿勢」